主治医意見書どうする?主治医がいません!——大丈夫です、私たちにおまかせください!
介護保険の申請をしようとすると、市区町村から「主治医意見書」というものを求められます。医師が診察のうえで、その方の病気や暮らしぶりを審査会に伝えるための書類で、これがないと認定の手続きは前に進みません。
ここで立ち止まってしまう方が、実は少なくありません。「主治医……? もう何年も病院にかかっていないのですが」。
考えてみれば当たり前のことで、大きな病気をせずに来られた方ほど、かかりつけ医を持たないまま年を重ねます。それはむしろ元気に過ごしてこられた証拠であって、後ろめたく思うことでは全然ないのです。
主治医意見書をもらう方法は、ちゃんとあります
- お近くの内科を受診する。「介護認定の主治医意見書をお願いしたい」と最初に伝えれば、初診でも診察のうえで書いてもらえることが多いです。
- 通院そのものが大変なら、訪問診療という手があります。医師が自宅に伺って診察し、そのまま意見書を作成する、という流れです。
- どこに頼めばいいか分からなければ、札幌市なら、お住まいの区の区役所(介護保険の窓口)や地域包括支援センターへ。事情を話せば道筋を案内してもらえます。
現場の実感——順番が逆なんです
ただ、日々この仕事をしていて感じるのは、意見書が必要になる場面では、たいていもう通院が難しくなっている、ということです。体が弱ってきたからこそ介護保険を申請するわけで、当然といえば当然。「まず外来を受診してください」という正攻法が、その方にとっていちばん難しい注文だったりします。
だから当院では、順番を逆にしています。書いてほしい、と分かった時点で、まずこちらから伺う。診察をして、意見書を書く。それだけのことで、止まっていた手続きが動き出します。
ひとつだけ実務的な注意
意見書は、依頼してすぐ出来上がるものではありません。作成に日数がかかることもあるので、「そろそろ申請かな」と思ったら早めに動き始めるのがおすすめです。
ケアマネージャー・地域包括支援センターの皆さんへ
札幌市内・近郊で、担当のご利用者さんの「主治医がいなくて意見書が止まっている」というケースがあれば、どうぞ気軽にお電話ください。ひとまず伺います。散らかっていても、狭くても、どんなお部屋でも大丈夫です!
「かかりつけ医がいないから」という一点で、必要な支援の手前で足踏みしている方が、一人でも早く次へ進めますように。
札幌インターナショナルクリニック 院長 吉峰 玲
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